あけましておめでとうございます!
新年一発目の大型行事だったので、これを一発目に書きたかったのですが、人生レベルのでっかい出来事が起こってしまった関係で後出しになってしまった記事です。
僕の人生において「子供の頃は良かった」と唯一言えることは電車料金が半額なこと。
そして、今回の冬休みはJR九州が小学生限定100円電車乗り放題きっぷを発売してくれたため、それを使ってたくさん旅行をしようという企画でした。
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新年一発目の大型行事だったので、これを一発目に書きたかったのですが、人生レベルのでっかい出来事が起こってしまった関係で後出しになってしまった記事です。
僕の人生において「子供の頃は良かった」と唯一言えることは電車料金が半額なこと。
そして、今回の冬休みはJR九州が小学生限定100円電車乗り放題きっぷを発売してくれたため、それを使ってたくさん旅行をしようという企画でした。
続きを読む毎度おなじみ18きっぷ遠足の季節がやってきた!
今回も小学生たちを引き連れて旅をする。目的地は何かと話題の北陸へ。
今回は前回の7泊8日から変わってシリーズ最短の1泊2日という日程。
「あっという間かな?」と思いきや、見どころがあまりにも多く、アクシデントも豊富なかなり充実した旅になりました。
今回はいつもと少しだけルールの違う旅。果たしてどんな旅になったか….?
続きを読むこどものまちづくりをバーチャルに!
1人1つ理想の世界を持ってもらって、そうやってできた世界たちを旅して回って自分の世界をより発展させたい!
そんな思いからコミュニティ貿易商を名乗っている僕ですが、その野望を胸に秘めて、ぎふマーブルタウンの主催である一般社団法人Nancyの住田涼さんとRoblox仲間(Robloxで世界を創ろう)のSho.Tさんと共に子供のためのメタバースワークショップイベントを開催してきました。
Robloxとは
Robloxは、ユーザーがゲームを作成、共有したり、他のユーザーが作成したゲームをプレイしたりできる、オンラインゲーミングプラットフォームおよびゲーム作成システムである。月間アクティブユーザーが3億人いる。
https://www.roblox.com/
ものすごくぶっ飛んだことを言うと、メタバースの世界って5000兆円も魔法も当たり前のようにあるんです。だからこそ、そういう世界だったらどんなものを作りますか??ということで、自分の作りたい世界を自由に作ってみよう!という趣旨のワークショップイベントでした。
ありがたいことに、子供たちも保護者の皆様もかなり楽しんでくれたようで、今回の記事ではその一部を紹介していこうと思います。
まずはRobloxで遊んでいる&仕事をしている大人チームからのRobloxの紹介。
まずはShoTさんのプレゼンではRobloxではyoutuberのようにお金を稼ぐことができる人がいるということを発信。
ちなみに、本格的なゲームを作っているわけでもない僕やShoTさんであっても、特に難しい申請をすることもなくお金を稼げてしまっている。登録者1000人いなくても大丈夫なのがありがたい。
僕のパートでは、実際にRobloxでどうやってまちづくりをしているのかを見せたり、そもそも仕事ってどうやってつくるのか?についてお話ししました!
その後のパネルディスカッションでは、会場の人たちからの質問をベースにいろいろなお話をしてきました。また、実際に日本で大人気のゲームを子供たちに体験してもらったりもしました。
顔から逃げるゲーム。
しばらくの休憩を挟んだあと、子供チームと大人チームと遊んでいる大人チームに分かれてメタバースまちづくり対決をすることに。
はじめに、頭の体操として「自分の街にあったらうれしいもの」や「超能力が使えたら?」といったこと考えるワークをして、その後に自分でアイデアを整理して、その後にみんなで一つの街を考えるワークをしました。
そして、アイデアの発表会はメタバースで!
講師陣の2人でいろいろなギミックを入れたワールドで楽しく遊びつつ発表しました!
メタバースは自分でゼロから創る世界。
つまるところ、ここには貧困もなければ環境問題もなく、税金も法律もない世界。
つまり、「誰かのために」の誰かがいない、ある意味自分だけしかいない世界!もう、やりたいことをやる以外のやることがない世界なのです!
子供たちからは「一つの区にイオンモールが40個ある」や「区丸ごと海にする」など自分のほしいものを気の向くままに入れてくれていました。
一方、講師チームは…..
アイスの実がなる森、お肉が走る牧場、家が全部リニアモーターカー、なんでも作れるボタンとなんでも消せるボタン、友達セットなど「ほしいものというより、あったら面白そうなもの」をたくさん詰め込んだような街になりました。
「ほしい」からアイデアは生まれると思っていた僕でしたが、別に「ほしい」がなくても面白いものができるのか〜と思ったので、今度は子供たちへの伝え方を変えようかな〜と思った次第。
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もともと、このイベントは100人規模で10月にやる予定でしたが、その前に感覚を掴んでおきたいってことでの実験開催でした。
つまり、10月には大幅なパワーアップをしてこのイベントが帰ってくるということです。
今回はやらなかったオンライン配信、よりたくさんの子供たちと楽しめる構成、ぜひお楽しみにください!
次回のイベントはNancyのPeatixの方でもお知らせいたしますので、ぜひフォローをお願いします! 子ども〜学生向けキャリア教育イベントコミュニティ 子どもから学生に向けたキャリア教育イベントを発信しているコミュニティです! 小学生が仮想都市で働いて給料を稼ぎ税金を払い peatix.com
大きな荷物を持った小学生の集団。その珍妙さからいろいろな人に話しかけられる機会が多かった18きっぷ遠足が先日ついに終了しました。
今回は参加メンバーのほとんどが関西住みだったことから、大阪から東京までの移動を含む1週間+1日の長い長い旅になりました。
特急列車や新幹線は禁止、食費1日1500円、各日の終電は絶対に守るという厳しい縛り。
しかし、蓋を開けてみれば、3日経ってもその旅の余韻が消えないくらいに楽しくエキサイティングな旅に。
今日はそんな旅の一部を紹介していきます。
書いた人・キタキタ
青春18切符遠足の主催者。鉄道好きで旅好きな元学習塾の社会の先生。「100年後の鬼ごっこを考える会」や「青春18切符遠足」など年齢や性別を問わない(と言いつつやたら小学生ばかり集まる)様々な企画をつくっている。自称・コミュニティ貿易商
もともとのルートは東京から出発し、仙台→岩手→青森→秋田→山形→新潟→群馬→東京に7日間で戻ってくるルートでした。
しかし、今回ほとんどの旅のメンバーが関西からの出発。ここに大阪→東京まで移動する0日目が追加され、最終日に新幹線で東京から大阪に戻る行程も追加されました。
結果、総移動距離は2901kmに。しかも、最終日の東京→大阪以外新幹線を一切使わないので、1日平均6時間以上電車に乗ることになりました。(もともと、電車好きのためにたくさん電車に乗りまくる趣旨はあったので、電車好きにはたまらないかもしれませんが)
また、この旅の2週間前に秋田市内で大雨による大規模な水害が発生した関係で乗車予定の秋田行きの電車が途中折り返し運転することになったため、従来の計画よりも乗車時間が2倍になる日もありました。
ということで、最終的な移動経路はこちらでした。
-1日目:徳島〜なんば〜王寺(徳島発のメンバー)
0日目:大阪〜京都〜米原〜大垣〜豊橋〜浜松〜静岡〜沼津〜熱海〜小田原
1日目:小田原〜宇都宮〜黒磯〜新白河〜郡山〜福島〜仙台
2日目:仙台〜石巻〜仙台〜小牛田〜一ノ関〜花巻
3日目:花巻〜盛岡〜八戸
4日目:八戸〜青森〜深浦〜弘前〜秋田
5日目:秋田〜酒田〜新潟
6日目:新潟〜新津〜長岡〜十日町
7日目:十日町〜六日町〜水上〜新前橋〜高崎〜秋葉原〜新大阪
想定より長くなってしまったのは2日目と4日目。徳島から来たチームは我が家に前泊した関係で-1日目が発生。
この旅の終了後に僕が徳島で仕事がある関係で、最終的に徳島組の彼らを車で送ったため、さらに長い旅に。
今回は鉄道旅な関係で、追加料金を支払って普通の電車よりもグレードの高い列車に乗る機会がたくさんありました。
0日目は静岡〜沼津のホームライナー。1日目は東海道線&宇都宮線のグリーン車、4日目はリゾートしらかみで5日目は海里。
リゾートしらかみに乗車した際も「これで日本一周したい!」と子供たちに言われるほど大人気でしたが、同じタイプかつコンセントがあり、中に販売ラウンジのある海里が子供たちから圧倒的に人気でした。
「この日、一番美味しいご飯を食べるから、美味しい海鮮はここでたらふく食べよう!」と誓った4日目の朝。
陸奥湊朝市はいろいろな魚屋さんを巡って海鮮丼の種を仕入れ、食堂でご飯を注文して自分だけのオリジナル海鮮丼を作ることができる施設です。
大粒のホタテや大量の筋子、新鮮で油の乗ったサーモンやヒラメやカツオやイカにタラコと実にたくさんの海鮮をお腹いっぱい食べました。
「500円が500万円に見えた」
「お金のことを学んだ」
基本的に今回の旅はシッター代の他は全て実費であるため、食費は1日1500円とある程度決めて、超過した場合は保護者の方に別途請求するという形式をとりました。
しかし、彼らには「食費」としてお母さんから予算を渡されている関係上、その食費の中で1週間やりくりしなければならないという認識でした。
まとめて渡された1週間の食費をどう使うか?
そんなことを考えながら1週間過ごすのは彼らにとって初めての経験で、その体験自体がかなり印象に残っているようでした。
しかし、そんな中でも自分の好きなものにはしっかりお金を使う様子が非常に面白く、ある子は盛岡のブックカフェで本の福袋や本のくじを引いたり、カードショップで旅中に始めたデュエマのデッキを買っていたり、そもそもデュエマが大好きだから最終日に残った予算を全てデュエマに使ったり、ここぞとばかりに自分が美味しそうだと思った食べ物を買ったりしていました。
いいお金の使い方だと思う。本当に。
この日はただの移動日なので、基本的に何もしない予定ですが、何もしない中でもちゃんと楽しみを作るのが電車オタクの考える電車旅!
今回は18きっぷ東海道ルートの難所の静岡区間を楽しく攻略するために静岡からホームライナーに乗車しました。
実際の特急列車で使われている電車にたったの330円で乗れるのですから、これを使わない手はないでしょう。
栃木から福島に移動する際、県境でかなり長い待ち時間が発生し、その間に街を探索するのも18きっぷ遠足の醍醐味の一つ。
こんな素敵な図書館で1時間半も休憩できちゃったのはすごくラッキー!
想定外の素敵なものに出会えるのは18きっぷならではの楽しみの一つ。
途中、参加者の1人が宿にiPadを忘れた関係でかなりハードな乗り換えをすることになり、想定の倍の時間電車に乗った日だからこその温泉旅館は心に沁みる。
この旅初の趣のある旅館なこともあって子供たちは大興奮!
目の前に流れる川に大興奮でした!
この日に盛岡に行くことを知った元新聞記者の友人・大森さんにお声がけいただいたので、大森さんのガイドで盛岡の街を散策することに。
盛岡の街の歴史や、盛岡の素敵なお店までいろいろなものを紹介していただけました。
この日は青森から直接リゾートしらかみという観光列車で秋田駅に向かう予定でした。
しかし、この旅の2週間前に秋田市内で大規模な水害が発生。結果、予定していたルート上で盛土が流出し、電車が途中で折り返し運転を行わなければいけなくなってしまいました。
子供たちと相談して決めた結果、とりあえず乗ってみようということで、リゾートしらかみに乗車し、弘前まで折り返して弘前から別の電車に乗ることに。
そのおかげでたくさんの絶景を見れ、電車の中でのんびり過ごすこともできました。
酒田駅に到着した際に、子供たちから旅中にわらしべ長者をやってみたいというリクエストを受けたのでやってみることに。
ちょうど酒田は北前船の拠点の一つだったので合ってるしね。
酒田駅でわらしべの藁っぽいものを探し、いろんな人に声をかけて交換をお願いしてみた結果、無事に成功!
一本の木の棒がネイルのパーツになり、最終的にはクレープメーカーにまで成長してくれました。
新潟の新津にはかつて油田があった。
その関係で、石油の匂いが混じった温泉が湧いていて、そのあたりで「ここで石油が作られていたんだぞ!」というのを体感してもらうために新津に寄ることにしました。
石油臭いお湯にみんな大はしゃぎしておりました。
そして夜はギルドハウス十日町へ。偉大なる住み開きの大先輩の家に初めてお邪魔することができて大変に満足!
泊まったギルドハウス十日町の最寄駅が鉄道ファンの中でかなり有名な美佐島駅。
ここは決まった時間じゃないと扉が開かないし、外の気温が36度で合っても冷房ついているのかってくらいに寒さを感じる非常に不思議な駅でした。
そんなバイオハザードにも出てきそうな駅に子供たちは大興奮していました。
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「短くて長い旅だね」
3日目くらいに参加者の1人から言われたこの言葉が実に印象に残っている。
新幹線で新大阪に到着したとき、「意外とあっという間に終わったな」という感覚もあったが「長かった〜!やっと終わった〜!」というのも同時にあった。
子供に聞いていても「電車に乗っているときには永遠のように感じられた旅だったのに、終わってみると意外とあっという間だった」という感想。
非常に濃度の濃い旅だったので、ここで書いている内容も絞りに絞った内容….なのにこの文量。
来年の1月くらいにまた企画するので、次回をお楽しみに!!!
興味のある人は今のうちにオープンチャットに入っておいてくださいね!
2024冬の18きっぷ遠足 line.me
18きっぷ遠足が終わった翌日。
七日間の極限状態な旅を終えた後のただの白飯(雑穀米)が異常に美味かった。この日の白米、全員一致で美味しすぎて泣きそうになってた。
米3合炊いたのに、一瞬で無くなるのなんなんだ…..
どう考えても海鮮丼の方が美味しかったはずなのに、久しぶりに訪れた日常にえらく感動したのだろうか。
大阪府交野市で行われたアートフェスティバル「みつぼしart星田」にてメタバース空間を作成いたしました。
今まで教える側の仕事はたくさんやってたけど、ガッツリ制作の方でお仕事をするのは初だった&非常に素敵なチームとの仕事だったので、非常に印象に残る仕事でした。
商店街を再現するというルールくらいしか課せられなかったので、自由に思いついたことを入れこめるのが非常によかった。
メタバースアートフェスの良いところは、展示方法が無限大であること。
ビルの外壁に展示してみたり、茶筒に展示してみたり、額縁を〇〇にしてみたり、たくさんの遊びを入れ込むことができた。
うれしいことに、そんな遊び心を全部許してくれたshiroitoの小原さんに感謝。
アーティストさんたちのウケも大変によかったようなので、とっても嬉しかった。
現地には明日行ってみようかなと思う。
たぶん、現地のそれとメタバースとのそれの違いを大いに楽しめるから、メタバースを見て興味持った人は現地にもいこう!
ということで、いよいよ公開です!!!
1、Robloxアプリのダウンロード
・iOS
https://apps.apple.com/jp/app/roblox/id431946152
・Android
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.roblox.client&hl=ja&gl=US&pli=1
↓
2
Robloxのアカウント作成(アプリをインストールして、初期設定をすればOKです)
↓ 3
みつぼしart星田のワールドにアクセス
緑色のボタンを押せば入れます。 https://www.roblox.com/games/13201306326/art
Roblox上に本物の商店街を再現したので、メタバース版との違いを確認するために現地訪問!@みつぼしアート星田
「あ!この作品見たことある!」
「こんな感じに展示されたのか!!!」
「思ったよりもでかい!!!」
実際にワールドを作ったからこそ他の人より数倍楽しむことができたような。
メタバースに展示されている作品は本当に一部って感じで、実際の星田商店街にはたくさんのアート作品に溢れていた。
実際にメタバース店舗を作らせていただいたお店の皆様へ挨拶回りに行ったけど、みなさんかなり喜んでくれていた。
「次どういう感じにします?」と嬉しいお声がけも!
その他、個人的に印象深かったのが飯田寝装店。
店主さんの息子がかなりアートや造形をやっている人だったので、お店の中に彼の作ったアート作品がたくさん展示されていた。
非常に作るのが難しそうな作品が多く、当時の担当の先生からも「これは難しいからもう少し簡単にしなさい」の声も聞かず、我を通して作品を完成させた彼の作家としての信念に感動。
次に星田の街を作るときには是非とも彼に制作チームに加わって欲しいと思った。
『みつぼしart星田』
交野市 星田駅前商店街を舞台に
(商店街の店先や店内にて展示)
6/1 (木) 〜 6/30(金)
リアル展示とメタバースの同時開催で行われるアートフェア。
展示場所となる星田駅前商店街のお店は
12ヶ所!
①オメザン・ベーカリー
②ヘアサロンniko
③お茶のかをり園
④ (有)ランドホーム
⑤ソレイユカフェ
⑥飯田寝装店
⑦ハイローラーズモーターサイクル
⑧丸鶏家
⑨サンライトげんき薬局
⑩セカンドたなかや
⑪(株)福屋不動産販売 星田駅前店
⑫星田ネオ書房
上記に加えてもちろんアトリエShiroiTo内での展示もあります!
七夕伝説の発祥の地である交野市には
天から降ってきた三つの星が落ちた場所が3ヶ所あり、その3つを繋ぐと綺麗な三角形になるという物語があります。
タイトルにはそんな不思議でロマンチックな星田の土地の雰囲気を込めてみました。
是非、お楽しみに!
大成功!!!楽しかった!!!と、だけ書けたら本当に良かったんだけれども、大企業や自治体のような旧来の資本主義社会の中でweb3の場を運営していくことについて、いろいろな問題が見えた実証実験でした。
続きを読む1月に続き、今回も青春18きっぷで子どもたちを引き連れて旅をしてきました。
続きを読む新年一発目の企画として青春18切符遠足を開催してきました!
青春18きっぷのルールは以下の通り
全国のJRの電車乗り放題!
ただし、普通列車(お金を払わないで乗れる電車)のみ
期間は12/10〜1/10までの1ヶ月間
どんな年齢の人でも利用可能!
5日分(一人一枚それぞれ使ってもOK)で12050円
文字通り、全国の電車乗り放題の夢の切符ですが、時間がある人でないと使いこなすことが難しい切符です。
また、平気で1日4時間以上電車に乗るので、電車が特別好きじゃない人にとってはよく「苦痛」と言われることもあります。
しかし、主催のキタキタは大の電車好き。
18きっぷで行った都道府県は鳥取&島根&宮崎&鹿児島&を除いた43都道府県。特に用事がなくてもとりあえず18きっぷを買っておくくらいにこの切符を楽しみにしています。
そんなキタキタが鉄道好きの子供を無限に鉄道に乗せるための夢のような企画・青春18切符遠足!2回目となる今回はどのような旅になったのでしょうか?見ていきましょう!
なお、18きっぷ遠足は参加者の鉄道好き度&旅慣れ具合に合わせて臨機応変にプログラムを変えています。
今回、関東編は全員18きっぷ経験者かつ高学年だったので超上級者向けに。関西編は電車好きではあるけど3年生&4年生ペアだったので中級者向けに。
関東からの参加者が特におらず、一緒に関西から関東に行きたいという参加者がいたので、18きっぷ旅は関西からスタートすることに。
徳島からやってきた小学生とは前日の夜に新今宮駅で合流し、我が家にて前泊。
明日の出発に備えて早めに眠って、朝10時に大阪駅で集合できるようにしました。
彼は去年の夏休み、友人の中学2年生に着いていくために財布のみ(スマホも着替えもなし)の状態で大阪から東京まで18きっぷで向かった猛者なので、ただ18きっぷで旅行するだけの旅は飽きるだろうと思い、なかなか過酷な旅行日程にした。
11歳と24歳。どっちだ pic.twitter.com/V3QwFITCOx— 北@移動式実家&秘密基地GroundMole (@seizogakuen) January 5, 2023
この日の旅行行程は
大阪駅10時出発→13:30頃名古屋到着(16:20まで名古屋観光)→20:24松本駅着→旅館に宿泊
大阪から名古屋の道中、彦根城や伊吹山や関ヶ原など非常に見どころが多いため、いろいろ解説しながら進む。
名古屋到着後、すぐにお昼ご飯!名古屋名物を食べてもいいけど、ここからの旅行行程の食事状況を考えてもうやんカレーに。
前回の18きっぷ遠足では不評だったが、今回は大好評。嬉しいことにおかわりをしてくれた。
名古屋ではカードショップ組とキタキタおすすめの変なお店(ビブリオマニア)に行きたい組とで分かれて行動。
デュエマ好きの彼はとにかくカードショップに行きたいらしく、ここに飽き足らず、東京でもカードショップ巡りをすることになった。
大須でのカードショップ巡りおよび、大須観音でのお参りを済ませたので合流。
電車の中ではいろいろと人生の話をしていた。
この日、というかこの旅を通して好評だったのは塩尻駅での7分観光。
本来、名古屋は休憩スポットだったので、15時くらいに出発して南木曽で木曽川を見たり、木曽路の美しい景色を堪能したり、塩尻駅で美味しい駅そばを食べたりしたかったが、遅くなりすぎちゃったので、7分の停車時間で全力観光することに。
時間は7分、荷物は全て列車に置いていったので、絶対に遅れられないスリル。葡萄畑から僕らの電車の乗り場が結構遠かったので、帰りは休み休みに全力ダッシュして発射1分前に乗車。本当にギリギリの観光だった。
現地のスーパーでご当地っぽいものを購入して宿へ。
今日の晩飯
虫と鯉 pic.twitter.com/595adtafBG— 北@移動式実家&秘密基地GroundMole (@seizogakuen) January 5, 2023
各々食べたいものを買ってもらって、試食用に鯉の煮付けとイナゴの佃煮を購入。日本酒を買わなかったことを全力で後悔した。
気温は−7度。しかし、天気は快晴。
暖かな日差しのおかげで寒いことをそれほど意識せずに松本を観光できた。
アルプスと松本城 pic.twitter.com/77N5CaAD6E— 北@移動式実家&秘密基地GroundMole (@seizogakuen) January 6, 2023
松本城のお堀の水が凍ってたのがびっくり。
松本って、街中のいたる所に湧水があるので、給水スポットに困らない。こういう街ってあまりないから羨ましい。
お昼はお蕎麦を食べて、解散。24歳男子はそのまま新潟にむかったようだ。
お店
長野の郷土料理と地酒 手打ち蕎麦 和利館(わりかん)
https://goo.gl/maps/Br4KbZjRsLwjrSaAA
そこから松本ICへ移動。初日に予告した通りヒッチハイクを決行。
しかし、あまり過酷な状態にならないように、30分で車が見つからなかったら高速バスに乗るルールを課して実行。
結果、15分くらいで車が捕まり、岡谷ICまで移動することに。
岡谷といえばデカい木に乗って山を下る御柱祭が有名だが「毎年人が死んでて、今年は珍しく死ななかったよ。小さい頃に人が引きちぎれる様子を見たな〜」とかとんでもないことを言っていた。そんな祭りが令和の今にも続いているのがすげえなと思う。続けていこう。
その後、30分粘ったが見つからなかったので、岡谷駅まで移動。幸い、歩ける距離に駅があってありがたい。
岡谷発東京行きの高速バスがあったので、それに乗車して東京へ。
バスの乗車時間は3時間ちょっと。この3時間が長かったようだ。
彼の友人宅の最寄り駅まで送り届け、この日は解散。翌日、秋葉原で待ち合わせをすることにした。
僕はというと、友人のシェアハウスに泊まるべく移動。そのまま近くの銭湯に行き、旅の疲れを癒して就寝。
彼の要望により、秋葉原でカードショップ巡りをすることに。
ついでに友人のS君もついてきた。
カードショップでひたすらカードを漁る。暇そうな友人のS君とは彼がカードを漁っている間にガチャガチャ専門店や謎の雑貨屋などを案内した。(化学グッズの専門店やスパイカメラ専門店も案内したかったが、場所を忘れたので断念した)
終電ギリギリまで秋葉原で遊んで新橋から東海道線に。
静岡区間では富士山がよく見えるエリアを案内したり、「俺たちが見た諏訪湖の水がここまで来てるんだぜ!」ってことで天竜川を案内したりと、地理と記憶をいい感じにリンクさせるべく案内。
列車の遅延があったものの、10時間以上かけて普通列車を乗り継ぎ無事に終電で我が家の最寄駅に到着し、青春18きっぷ旅関東編の幕を閉じる。
鉄道唱歌でも「昔は陸路二十日道、今や鉄道一昼夜」と言われているし、そもそも下道だと二日かけていく道だからやっぱ18きっぷは早いよなぁと思う。
関東編は旅慣れしているメンバーだったのでヒッチハイクをしたりと結構過酷なスケジュールだったが、関西編は比較的小さな旅慣れしていない子供が多かったので、6時間コース。
途中観光地は岡山。エクストリーム7分観光みたいなこともあまりやらない….つもりだった。
なお、徳島滞在期間中は去年夏休みと春休みの職場兼一緒に旅した小学生の実家であるシモノロ・アパートメントおよび花咲みに滞在した。 タイトル未設定 育つ。生きる力。 hanaemi.life シモノロのコンテンツ | シモノロ・パーマネント www.shimonoro-p.jp
参加者の一人は近所の子供なので、奈良で合流。
その後、大阪駅に向かいもう一人の参加者と合流し、岡山を目指す。
鉄道好き3名、デュエマ好き3名の4名での旅だったので、デュエマ好きな小学生二人は電車の中で延々とデュエマ。
鉄道好きの余った小学生と共に車窓を楽しむ。
途中からはトランプや最新作のカケザンジャックなどをして遊んでいた。
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岡山駅は四国方面の特急と山陰方面の特急が充実しているので電車好きの彼らにとってはまさに天国。
特に、やくもには大興奮だった。
お昼ご飯は倉敷名物ぶっかけうどん。姫路の駅そばか迷ったけど、向こうでぶっかけうどん食べるから比較用に面白いかなと思い選択。
なお、こちらのお店は新幹線のホームにしかないため、うどんを食べた後は新幹線をたくさん撮りまくる。これには鉄道オタクは大歓喜。
ご飯を食べてしばらく休憩した後、マリンライナーに乗車する。
鉄オタ小学生の要望で全面展望のグリーン車に乗車(なお、1500円と結構高かったので、半分は指定席に…..するつもりだったが座席を間違えてグリーン料金を取られてしまう)
四国に渡ると、徳島の彼が讃岐富士を教えてくれた。
坂出で降りたので、人工土地にてエクストリーム観光を実行しようとしたら却下される。まあ、疲れちゃったしな。でも、ずっとデュエマしたりカケザンジャックやってたからあっという間だったなぁ。
二日目はきっと疲れているだろうからゆっくり休んでもらうことにした。
….が、お昼ご飯に事件が起こる。
「お昼何しよっか」
「そういえば、半田そうめん(徳島の名産品)がいっぱいあるよ」
「よし、流しそうめんやるか」
「いいねぇ。流し台つくっちゃおうぜ!」
本当にやってしまった。冬なのに。
少人数なんで大掛かりなもの作らなくていいからできちゃう。すごい。
作っているときに花咲みの園長・カッシーから「お前らバカだろ」と笑いながら言われるが実際にそのとおりだと思う。最高の褒め言葉だ。
さすがに冷たいツユは無理なのであったかいツユにしてもらった。ありがたい。
翌日13:00くらいの電車で帰るつもりだったが、シモノロの主・修子さんに「もう1日滞在したら?」と提案される。
18きっぷの期限は明日で切れるし、どうしようかと思い、彼らや彼らの親御さんに相談してみたところ、快くOKをいただいたのでお言葉に甘えて滞在日数を増やすことに。
基本的にめっちゃデュエマした。
滞在三日目のプランはかなり迷った。
花咲みを満喫してもらいつつ、18きっぷも無駄にせず….と考えた結果
午前中は花咲みの子供たちと鬼ごっこをした。
一生使わないだろう経路で琴平行きます。 pic.twitter.com/X8m07rX9qk— 北@移動式実家&秘密基地GroundMole (@seizogakuen) January 10, 2023
午後からは坪尻駅から琴平に向かいこんぴらさん参りを目指す。
どう考えても駅に向かう装備ではない pic.twitter.com/DcSGffi1ss— 北@移動式実家&秘密基地GroundMole (@seizogakuen) January 10, 2023
「しばらく行ってないから木を切らなきゃいけない」
「両手空けておかないと危ないよ」
おおよそ、最寄り駅に行く会話ではない。 pic.twitter.com/XG0Qv3HlSi— 北@移動式実家&秘密基地GroundMole (@seizogakuen) January 10, 2023
到着したときの様子 pic.twitter.com/4KWTjADslY— 北@移動式実家&秘密基地GroundMole (@seizogakuen) January 10, 2023
坪尻駅はいわゆる秘境駅。1日の利用者が1人程度なので僕らのおかげで2〜3倍になったはず。
そんな坪尻駅に花咲みの子供たちが着いてきてくれたのは嬉しかった。
しかも、坪尻駅でドラマさながらに並走して見送ってくれたのには感激した。こんなこと一生ないだろう(本当に。)
ただ、坪尻駅で結構体力を使ったみたいなので、金刀比羅神社参りは途中で断念。
帰りにも坪尻駅に行ったので、改めて記念撮影をした
最終日。琴平まで送ってもらうことで塾の時間に間に合うように調整。
もう18きっぷの期間は終わっているので、普通に大阪までの乗車券を購入。
琴平まで来てふと考える。
「もしかして、特急乗れちゃう??」
宇多津から岡山までの短い区間で特急に乗車。お値段は特急券500円くらいなので、グリーン車よりも安く乗れた。
岡山駅到着直前、一人の小学生が語る。
「そういえば、キティちゃん新幹線ちょうどいるんじゃない??」
「でも、到着3分後に出発か….いけるかな…?」
「俺、見たことあるしいいや」
「でも、俺みたい。」
「俺も見たいわ。」
「絶対いや!!!」
見てきた。3分勝負のエクストリーム観光・キティちゃん新幹線
正直、ここで全ての体力を使い果たした。
もともと岡山駅で昼食を取る予定だったので、ゆっくり休憩してから最後の電車に乗った。
また、帰りは乗換案内によりちょっと違う道のりで。
帰りも相変わらずデュエマ三昧。唯一の非デュエマ好きもすっかりデュエマにハマってしまった。
長い旅もこれで終わり。
次の18きっぷシーズンは3月1日〜4月10日。
日程は決まっていないけど、今度は九州に行こうかなと。ついでに徳島も行っちゃおう。
とりあえず参加したい人はこちらに入ってほしい。
それでは!
オープンチャット「春の18きっぷ遠足(3/1〜4/10のどこか)」
https://line.me/ti/g2/wGjv5IPbAKZBzH5nu6Ly0_QPDETi7EtllJJFNg?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default
Facebookでは写真を投稿できないから結局こっちになったか!ってことで、簡単に今回の出店を振り返ってみる記事です。
知らない人にざっくり話すと、令和市として群馬の覚えにくい県庁所在地として有名な前橋市の広瀬団地にて開催された文化祭に出てきたって感じです。https://note.com/embed/notes/n51ca6169a0e9
お祭りはやはり出展者側に限る。
令和市のメンバーの1人がこの文化祭の主催者であるODD SCHOOLに最近ジョインしたらしく、是非とも令和市にも出てほしい!となったらしいので、一部令和市民が声をかけられた。(後ほど令和市公式ラインからも公募)
群馬か〜遠いな〜と思っていてゆるゆると観察していたけど、文化祭に参加を決めていたメンバーが「インプロをやりたい」と言っていたので、「ならば俺の出番か」ということで参加を決める。
なぜなら、当方のファーストキャリア(初めて何かをして人からお金をいただいた仕事)が舞台俳優なもので、2016年から何やかんや今日に至るまで毎年インプロワークショップを開催していたのだから!
やると決めたらあれもこれもやりたくなって、結果的に実にいろいろなものをつくることになった。
新規に作ったものたちはこんな感じ。
準備期間は1ヶ月。作ると決めたらぶっ通しで作り続けるので、なかなかに多作。
その他過去に作ったものを展示。
令和市に関する動画のプレイリスト(つくったの、半分もないけど)
AIお絵かきブースを別の旧令和市民が用意してくれていたが、そこに70代くらいのおばあちゃんがやってきた。
その際、「AIでお絵描きするんですよ〜」と僕が適当に説明してたのを見て、元令和市加工センター長・けんごさんが「何か書いてほしい絵の言葉を入れてみたら、それに近い絵が勝手に出てくるんですよ〜」と説明していたのが印象的だった。
言葉の力ってすごい!と思った。そして、そんな人材が非常に貴重であるとも。ちなみに彼が作った新しい名刺の肩書きはコミュニティマネージャー。
マジで適役だと思う。
↓そんなけんごさんによる令和市ブースの説明。
令和市コーナーについて!
#令和市 #妄想アパートメント pic.twitter.com/Mz9U5jin3Q— シン·かとちゃん (@yorozuyakatou) November 19, 2022
ガチャガチャってすごい!!!とりあえず回してみたくなる不思議な魅力があるよね。
実はこのアイデア自体、シェア街文化祭に令和市が出店していた際に稼働していたNFTガチャが源泉なのだけど、ガチャガチャってとりあえず回してみたくなるらしい。
中には遊び研究所で募集した「えたのかどうかよくわからない超能力」とモテアマスとの不平等条約の際に話題が出ていた「年齢を売る薬」をヒントにその日限りの年齢を。
小学生の女の子が引いたのが「人生5周目の人」一番先輩になっちゃったね。
今回の会場があまり広い会場ではない上に団地ゆえにあまり大きな声が出せない制約があったので、どうしようかなと結構迷った。
今回は円座になって目をつぶるスタイルのエチュードをやった。
未来のモノしりとり、令和今昔物語、エチュード・イン・ザ・ダークなどなど。
目を瞑ってても、体そんなに動かさなくてもエチュードってできるじゃん!って思ったのであった。
「お前ら!ホヤを食え!」「ホヤ貝というヤツを許さない!」
ホヤの輸入国は韓国で、その韓国が震災以降ホヤを輸入しなくなったため、国内で生産される50%のホヤが廃棄されているとのこと。しかも、ホヤが育つには3年かかるし、なんだったら3年目にとらなきゃいけないというかなり厳しい制約。
そんなホヤを救うべくひたすらホヤを無料で振る舞い続ける謎のブースがあった。
とある大学の先生らしく、話すトピックが面白すぎて素敵。
「ホヤとうずらの相性は最高!」ということでうずらをご購入いただけた。
うずら料理する配信、みたかったけどみそびれた。ごめんよ。
創作のエネルギーを発揮できてよかった。いろいろあったから、これだけ夢中になれるものがあってよかったなぁと。
不思議なことに誰一人欠けていてはこうはならんかったやろうってくらいにみんながみんなそれぞれの役割を果たしていた感がすごかった。
あと、作ったものをたくさん楽しんでもらえたのが何よりも嬉しい。
主催のODD SCHOOL代表ワタナベシンヤ氏が「いろんな世代の交流する場を作りたい」って言葉通りの感じになった気がする。みんなガチャガチャ回してたしね。
団地って、どちらかというと高齢者の方が多いイメージだからこそ、団地でこんな催しをやれたのがとってもよかった。
次は団地丸ごと使ってそれぞれの生活を展示するみたいな企画をやってみたいなぁと思う。全員1日限りの住民。その生活とは?みたいなの。似たようなものがあったら是非教えてほしい。
終わった翌日(そもそも帰ってきたのが朝の四時だけど)に、それまでの労いをこめて草津温泉に行った(というか連れて行ってもらった)
なんと草津温泉のこのオブジェ、岡本太郎先生の作品!!
岡本太郎の作品なのに美しく綺麗。
「人間解放のレクリエーションの場」
ずっと目指している場所に来れてよかった。